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歌番号 7

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安倍仲麿

あべのなかまろ  
安倍仲麿

(701-770?)留学生として唐に渡り、李白らと交流した。船の難破により帰国に失敗し、唐で没した。

Abe-no-Nakamaro

(701- c. 770 C.E.)Nakamaro traveled to Tang Dynasty China to study, where he and Li Po, and other poets were known to have exchanged views. Due to a shipwreck he was unable to return to Japan, and died in China.

上の句

あまのはら
天の原
ふりさけみれば
ふりさけ見れば
かすがなる
春日なる

下の句

みかさのやまに  
三笠の山に  
いでしつきかも  
出でし月かも  
部立
羈旅 
出典
古今集 
主題
異国で見る月によって催された望郷の念 
歌意

大空を仰いで見ると、こうこうと月が照り輝いている。かつて奈良の春日にある三笠山の上に昇っていたあの月が、今ここに同じように出ているのだなあ。

Looking up at the sky I see the moon shining brightly in all its glory. It strikes a nostalgic chord in me as I remember that moon over Mt. Mikasa at Kasuga of Nara.

絵札について

 百人一首かるた(江戸時代)財団法人小倉百人一首文化財団所蔵   → 絵札の解説を見る

参考文献

 カラー小倉百人一首 二訂版(京都書房)/ もっと知りたい京都小倉百人一首(京都新聞出版センター)

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