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歌番号 13

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陽成院

ようぜいいん  
陽成院

(868-949) 清和天皇の皇子。幼くして即位したが精神を患って退位。晩年は和歌に没頭した。

Yozei-in 

(868-949 C.E.)A prince of the court of Emperor Seiwa, he is said to have suffered from mental instability after acceding to his position at a tender young age. He concentrated his energies on waka during his later years.

上の句

つくばねの
つくばねの
みねよりおつる
峰より落つる
みなのがは
みなの川

下の句

こひぞつもりて  
こひぞつもりて  
ふちとなりぬる  
淵となりぬる  
部立
恋 
出典
後撰集 
主題
ひそかな恋心が積もり深い物思いに悩んでいること 
歌意

筑波山の峰から流れ落ちる男女川は、流れ行くとともに水量が増して淵(深み)となるように、私の恋心も、時とともに思いは深まり、今は淵のように深い恋になってしまった。

Like the Minano River that grows deeper as it flows from the peaks of Mt. Tsukuba, my feelings deepen with time, and now I am hopelessly in love.

絵札について

 百人一首かるた(江戸時代)財団法人小倉百人一首文化財団所蔵   → 絵札の解説を見る

参考文献

 カラー小倉百人一首 二訂版(京都書房)/ もっと知りたい京都小倉百人一首(京都新聞出版センター)

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