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歌番号 1

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天智天皇

てんじてんのう  
天智天皇

「てんち」とも。(626-671)中大兄皇子。中臣鎌足と蘇我氏を滅ぼし、大化の改新を行った。近江に遷都し、即位後、近江令を制定した。

Tenji Tenno

(Also known as “Tenchi,” 626-671 C.E.)Formerly known as Nakano-Oe-no-Oji. Overthrowing Nakatomi-no-Kamatari and the Soga clan, he implemented significant reforms. Relocating the capital to Omi as Emperor Tenji, he instituted the Omi decrees.

上の句

あきのたの
秋の田の
かりほのいほの
かりほの庵の
とまをあらみ
苫をあらみ

下の句

わがころもでは  
わが衣手は  
つゆにぬれつつ  
露にぬれつつ  
部立
四季(秋) 
出典
後撰集 
主題
農夫の辛苦を思いやる天皇の心 
歌意

刈り取られた稲の見張り小屋で、ただひとりで夜を明かしていると、葺いてある屋根の苫の編み目が粗いので、私の着物はぐっしょりと夜露で濡れ続けていることよ。

Waiting for morning in the lookout shed, I watch over the harvest alone. The gaps in the weave of the roof are large, and my kimono, wet from the night mist, never seems to dry.

絵札について

 百人一首かるた(江戸時代)財団法人小倉百人一首文化財団所蔵   → 絵札の解説を見る

参考文献

 カラー小倉百人一首 二訂版(京都書房)/ もっと知りたい京都小倉百人一首(京都新聞出版センター)

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